<インタビュー2>瀬戸あゆみ「支えてくれたファンの方たちと、これからも一緒に成長していきたい」

"どれだけ大人になっても、自分のすきなもの、 心からときめくものに常に囲まれていたい" Sisterhoodは、女の子だったあなたのお姉さんのような存在。

瀬戸あゆみ

瀬戸あゆみ

ASOBISYSTEM所属モデル。「Aymmy in the batty girls」デザイナーとして活動。2019年10月にDear Sisterhoodのプロジェクト開始を公表。2020年1月にブランドリリース。

大人になるにつれて、生活する環境も代わり社会のしがらみがある中で、周りの目に萎縮せず、少女だった頃と同じように本当に好きな服着て欲しいと彼女は語る。

社会からの目と葛藤しつつも、昔から変わることない「好き」を大切にして欲しいという、女の子の味方であり続ける彼女の新たな挑戦について聞いてみました。

好きなものを追求する難しさ

 

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“Aymmy in the batty girls” を立ち上げた際の苦労を覚えていますか?

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瀬戸

はい覚えています。

その時はまだこのようにインタビューされる機会がなく、好きな物事の理由を考えたことがなかったし、自分のアイデンティティみたいなものが確立できていませんでした。また、若かったこともあり、自分自身が何を表現したいのか正確に理解することが難しかったですね。

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その理解を深めるために具体的にどんなことをしましたか?

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瀬戸

当時、私は映画を鑑賞すること、特に80年代の作品が好きなことは分かっていたんですけど。

20歳になる前くらいまでは、自分が好きなものを知ること、「私はこれで生きていくんだ」というものが自分自身を形作る近道だと気づかなかったんです。 それに気づくのも、追求していくのも難しかったですね。 ただ、気付いたあとはポンポン進みました。

「個性が一番」から、世間と融合した方向へ

瀬戸あゆみ イベント

 

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新しいブランドを立ち上げられるということですが、どんな気持ちでデザインしようと考えていますか?

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瀬戸

簡潔に言うと、どれだけ歳を重ねて大人になっても、自分の好きなものや心からときめくものを自信を持って身につけてほしい、ということです。

年齢なんてただの数字で、おしゃれすることやわくわくすることには関係ない。社会や世間や周りの人が常に何かを言ってくるかもしれないけど、そんなことは気にしなくていいと思うんです。な気持ちを、服のデザインにして届けたいと思っています。

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ファンも大人になるにつれて本当に好きな服も着れないジレンマがありますよね。

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瀬戸

そうだと思います。周りの影響を受けてそうなっていく気がします。当時は派手で奇抜な子たちが世間ではオシャレと言われていました。みんなから認められる洋服を着たくてそういう服を着ていたんだと思います、私もそうでした。

ですが私含め大人になるにつれ、自然に好みも選ぶものも変わっていくんだと思います。

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瀬戸さん自身の成長と、ファンの方達の成長を一緒に体感している感覚ですか?

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瀬戸

そうですね。昔はイベントに来てくれるファンの高校生たちは彼氏の話をせず、就職の話も出て来ませんでした。ところが、年齢が上がっていくにつれて友達も変わり、就職すれば環境も変わり、恋人ができれば恋人の目線も気になるようになる。いろんな影響を受けて、心も大人になってきたんだなって感じていました。

ただ当時、ファンの子達がイベントに来てくれた時はみんな全身私のように派手で奇抜な格好をしてくれていて、それがすごく好きでした。当時の彼女たちの見た目は個性が爆発してましたね。

その個性の中でも自分を見出していて、自分の中に落とし込んでいたというか。 私のファッションに近いながらも、自分の好きなものを着ていました。自分の中でのオシャレを確立してきたことが会う度に分かって、私もすごく嬉しかったです。

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ファンの方それぞれが瀬戸さんを通して個性を見出してきたんですね。

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瀬戸

私自身が若かったときはファンのみんなも若く、私を含めいろいろなモデルの子に深く入り込んでいたように思います。話を聞くと「昔の私はザ・瀬戸あゆみっていう感じだった」という子たちが多いようです。それから大人になり、みんな成長して少し外から見守ってくれてるように感じます。

押し付けるのではなく、女の子の味方でいたい

瀬戸あゆみ イベント aymmy

 

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これからブランドを立ち上げられますが、大人になって色々変わる一方で、これからも変わらず大事にしていきたいことはありますか?

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瀬戸

私は、基本的には好きなものがずっと変わっていません。「みんなも私のスタイルが好きだよね」と押し付けるのではなく、みんなも自分のフィルターを通して、自分の好きなものを見出してほしい。その結果、選んだものが私の洋服だったら嬉しいです。

好きなものとか心がときめくものを無理に押さえ込んで、大人なんだからこういう服は着ないようにしようとか、そんなふうに思わないで欲しい。

私は常に”女の子”の味方でいたいなと思います。

「変わらなきゃ」と思わなくていい

瀬戸あゆみ ファッション ストリート

 

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社会の影響とか環境の変化を無理なく取り入れながら変わっていくという考えはどういったことからインスピレーションを受けていますか?

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瀬戸

友達が26、27歳くらいなので、モテ線やコンサバに変わろうと必死なんです。 結婚願望が出てきたり、仕事上で責任ある立場になったりと微妙な年頃なこともあり、「大人っぽい格好しなきゃ」っていうマインド。

私はファッションって、そういうものではないと思っています。自分の好きな服を着てほしいし、TPOはあれどそれを楽しんでほしいということ思っています。だから、私のブランドを通してそのことを伝えられたらいいなと思ってます。

コミュニティを作っていきたい。文章を書く仕事も

瀬戸あゆみ 南国

 

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これからやりたいことや実現したいことはありますか?

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瀬戸

以前は、この質問を受けると「お店を出して全国展開する」と言っていました。ただ、今はそういう時代でもなくなったと感じています。

今はお店を必ずしも拡大せずとも、ファンの子と近くになれるようなコミュニティをつくっていけたらいいなと考えています。

路面店や常設店といったことは関係なく、ファンの人たちが集まれるイベントを定期的にやっていきたいです。あとは、すごく好きな古着の買い付けをLAでしたいですね。

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ブランド以外でもやりたいことはありますか?

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瀬戸

はい。文章を書くことがすごく好きなので、文章を書く仕事がもっとできればいいなと思います。

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今もすでにやってらっしゃることはありますか?

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瀬戸

今まで出してる本やブログは全て自分で執筆しています。私のことを好きでいてくれているファンの子の中には、私の文章も好きだと言ってくれる方もいるのですが、世間的にはまだまだというか。

今自分自身、文章の仕事をしているわけではありませんが、そういった特技を活かして仕事ができるようになれば嬉しいなと思ってます。

瀬戸あゆみによるブランド「Dear Sisterhood」のInstagramアカウントをフォローすれば、ブランドの最新状況をチェックできます。